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桃の節句の和菓子原料|桜葉・道明寺・着色料の選び方

2026年3月10日

目次

桃の節句の和菓子原料|桜葉・道明寺・着色料の選び方

桃の節句を彩る和菓子の魅力

3月3日、桃の節句。

女の子の健やかな成長を願うこの日には、華やかな和菓子が欠かせません。菱餅の三色、桜餅の淡い桃色、白酒の優しい甘み。これらの和菓子は、見た目の美しさだけでなく、春の訪れを告げる風味と香りで、ひな祭りの食卓を特別なものにします。

桃の節句の和菓子は、彩りと風味の両方が問われます。伝統的な色合いを再現しながら、素材本来の味わいを活かす。そのためには、原料選びが何よりも重要になります。

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桜餅に欠かせない桜葉の選び方

桜餅は桃の節句の定番和菓子です。

関東風の長命寺と関西風の道明寺、どちらにも共通して必要なのが桜の葉。桜青葉は50枚×100束の規格で提供されており、鮮やかな緑色と強い香りが特徴です。使用前には必ず塩抜きを行いましょう。塩抜きの時間は葉の状態と菓子の塩味の狙いで決め、工程書に残してください。

桜餅と桜の葉の和菓子素材

桜茶葉も同様の規格で用意されており、より深い風味を求める場合に適しています。桜の花塩漬は1kg×10の規格で、水で塩抜きした後、桜餅や春の生菓子の飾りとして使用します。花びらが開く様子が美しく、見た目の華やかさを演出できます。

桜餅用の道明寺粉

関西風の桜餅には道明寺粉が必須です。粒の大きさによって食感が変わるため、用途に応じて選びましょう。美濃与では丸粒道明寺・中荒道明寺〈3ツ割〉・細道明寺〈5ツ割〉・頭道明寺〈8ツ割〉を扱っています。


菱餅の三色を実現する着色料

菱餅の三色には意味があります。

桃は桃の花、白は雪、緑は若葉を表現し、春の情景を想起させます。この色合いを出すには着色料を使います。煉本紅(練紅)は150g・600gの規格で提供されており、菱餅の桃色層に使用します。少量でも鮮やかな桃色が出せるため、色の濃淡を調整しやすいのが特徴です。

緑色には煉青色(練草)や特製草青色(草色)を使用します。着色料の原材料と表示名は製品ごとに異なるため、規格書でご確認ください。白色層は着色せず、餅生地の白をそのまま生かします。

ひな祭り菱餅の三色着色料

液体タイプと粉末タイプの使い分け

着色料には練りタイプと粉末タイプがあります。液体桃色(練花紅)は200gの規格で、水分の多い生地に混ぜやすく、均一な色合いを実現できます。一方、赤色3号(本紅)や桜花紅(花紅)などの粉末タイプは50g・500gの規格で、少量ずつ調整しながら使用できるため、微妙な色合いの調整に適しています。


白酒風味を生み出す原料選び

白酒は桃の節句の伝統的な飲み物です。

和菓子に白酒風味を取り入れる場合、米由来の甘みと風味が重要になります。米の風味を土台にするなら、上新粉(上米の粉・特選米の粉 22kgなど)が候補になります。

もちもち食感を実現する羽二重餅

白酒風味の和菓子にもちもちとした食感を加えるなら、羽二重餅が適しています。美濃与では羽二重餅を2.2kg×6の規格で扱っています。

白酒風味の和菓子原料


彩りを添える果実類の活用法

桃の節句の和菓子には、季節の果実が彩りを添えます。

柚子スライスは要冷蔵・11kgの規格です。原料原産地と製法は規格書で確認してください。柚子の爽やかな香りと程よい酸味が特徴で、羊羹や生菓子のトッピングに最適です。春らしい黄色が、桃の節句の和菓子に明るさを添えます。

柿ジャム(要冷蔵)は9Lの規格で、完熟した柿を煮詰めたジャムです。柿特有の甘みとまろやかな風味が特徴で、餡に混ぜ込むことで独特の風味を加えられます。チェリー蜜漬も和菓子のアクセントとして使用でき、鮮やかな赤色が華やかさを演出します。

梅加工品で春の香りを

梅甘露煮は、9Lサイズの大粒の梅を煮込んだ甘露煮です。梅本来の酸味と甘みのバランスが絶妙で、和菓子のアクセントとして使用されます。紀州練梅(赤)三角袋は500gの規格で、鮮やかな赤色が桃の節句の和菓子に春らしい彩りを添えます。


透明感のある水菓子用澱粉類

春の和菓子には涼やかな水菓子も人気です。

美濃与では本蕨粉を10kgの規格で扱っています。わらび餅の透明感と弾力を出したいときの原料です。本葛は5kg×4の規格で、透明感のある美しい仕上がりとなめらかで上品な食感が特徴です。

透明な和菓子用澱粉原料

小麦澱粉(浮粉)や馬鈴薯澱粉(片栗粉)は25kgの規格で提供されており、透明感のある和菓子作りに幅広く使用できます。コーンスターチも25kgの規格で扱っています。これらの澱粉は、食感と透明度の狙いで使い分けます。

オリジナル「友」シリーズで簡便化

和菓子製造を簡便化するオリジナル商品として、「友」シリーズが展開されています。蕨菓子の友、葛菓子の友、水まんじゅうの友などは1kgまたは10kgの規格で、使いやすさと品質を両立させています。これらを使用することで、安定した品質の和菓子を効率的に製造できます。


まとめ:桃の節句の和菓子作りを成功させるために

桃の節句の和菓子作りは、原料選びから始まります。

桜餅には桜青葉や桜の花塩漬を使います。菱餅の色は使用する着色料の原材料と表示名を確認し、米粉を使う菓子には用途に合う上新粉を選びます。それぞれの和菓子に最適な原料を選ぶことで、伝統的な味わいと美しい彩りを実現できます。季節の果実や透明感のある澱粉類を組み合わせることで、春らしい華やかな和菓子が完成します。

原料の品質が和菓子の仕上がりを左右します。桜葉、道明寺、着色料。これらの原料を適切に選び、丁寧に扱うことで、桃の節句にふさわしい和菓子を作ることができるでしょう。

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