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端午の節句に欠かせない和菓子の材料とは
端午の節句に欠かせない和菓子といえば、柏餅とちまきです。
柏餅とちまきでは、使う粉や葉が異なります。柏餅には上新粉や白玉粉、餡、そして柏の葉が必要です。ちまきには上新粉やもち粉、砂糖、笹の葉が欠かせません。それぞれの材料には特性があり、選び方次第で仕上がりが大きく変わります。
本記事では、美濃与の商品カタログをもとに、端午の節句の和菓子作りに使う材料と規格、葉の保存方法まで整理します。

柏餅作りに必要な基本材料
柏餅の材料は、シンプルながら奥深いものです。
上新粉と白玉粉の使い分け
柏餅の生地作りには、上新粉と白玉粉が使われます。上新粉はうるち米を原料とした粉で、しっかりとした食感を生み出します。一方、白玉粉はもち米を原料とし、もちもちとした弾力を与えます。上新粉と白玉粉の比率で食感が変わるため、使用する原料の規格と製法に合わせて試作で調整してください。
美濃与では、上新粉(上米の粉 22kg・特選米の粉 22kg・米の粉(気流粉砕)20kg)と白玉粉 20kgを扱っています。品質の高い粉を使うことで、なめらかで上品な仕上がりになります。
餡の種類と選び方
柏餅の餡には、こし餡とつぶ餡の2種類があります。
こし餡は小豆の皮を取り除いた滑らかな餡で、上品な甘さが特徴です。つぶ餡は小豆の粒を残した餡で、小豆本来の風味と食感が楽しめます。関西ではこし餡、関東ではつぶ餡が好まれる傾向があります。また、よもぎを練り込んだ生地にはつぶ餡を合わせることが多く、白い生地にはこし餡を合わせるのが一般的です。
美濃与では、晒餡(特一号晒餡・冨士印晒餡・白晒餡、各12kg)を扱っています。形態や使用方法は規格書で確認してください。

柏の葉の種類と保存方法
柏餅に使う柏の葉には、乾燥柏葉と特選柏青葉があります。乾燥柏葉は100枚×40束の規格で提供され、使用前に水で戻すことで新鮮な柏の香りが蘇ります。特選柏青葉は緑色の柏葉で、500枚×8Pの規格です。
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の願いが込められています。保存する際は、乾燥を防ぐために密閉容器に入れ、冷暗所で保管します。
ちまき作りに必要な基本材料
ちまきは柏餅よりも歴史が長く、平安時代の文献にすでに名前が見られます。
ちまきの生地は上新粉ともち粉で作る
ちまきの生地には、上新粉ともち粉を組み合わせます。比率は製法と求める食感によって変わるため、使う原料で試作して決めてください。
美濃与では、餅粉(分銅印 特上餅粉・上餅粉・特選餅粉 各22kg、もち粉(気流粉砕)20kg)を扱っています。もち粉は餅米を原料としており、上新粉と組み合わせることで、ちまき特有のもっちりとした食感を実現します。
砂糖と甘味料の選択
ちまきの甘さを決めるのが砂糖です。上白糖を使うのが一般的ですが、黒砂糖を使うことで茶色い生地を作ることもできます。
砂糖の量は好みに応じて調整できますが、多すぎると生地が柔らかくなりすぎ、少なすぎると甘みが足りなくなります。プロの和菓子職人は、季節や地域の嗜好に合わせて微調整を行います。
笹の葉と井草の準備
ちまきを包む笹の葉として、美濃与では青森の笹を50枚×100束の規格で扱っています。笹特有の爽やかな香りが和菓子に移ります。笹の葉は使用前によく洗い、水気を拭き取っておきます。
ちまきを結ぶ井草は、熱湯でさっと茹でて柔らかく戻します。井草は天然素材で、伝統的な和菓子の風情を演出する重要な要素です。笹の葉と井草を組み合わせることで、見た目にも美しいちまきが完成します。

和菓子作りに役立つ専門材料
端午の節句の和菓子には、基本材料のほかに澱粉や果実加工品、着色料も使われます。
澱粉類の種類と用途
透明感のある和菓子作りには、葛や蕨などの澱粉が欠かせません。本蕨粉はわらび餅などに使われる澱粉です。本葛は葛餅などに使われる澱粉で、透明感のある美しい仕上がりとなめらかで上品な食感を生み出します。
美濃与では、本蕨粉10kg、本葛5kg×4、随一本葛5kg×3などの規格で提供しています。これらの澱粉は高級和菓子店で使用される品質で、わらび餅や葛餅などの製造に最適です。また、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、甘薯澱粉なども25kg、20kgの業務用規格で取り扱っています。
果実類と風味付け材料
季節感を演出するために、果実類を加えることもあります。柚子スライス、柚子ジャム、生柚子ペースト、柚子果汁などの柚子関連商品は、和菓子に爽やかな香りと程よい酸味を添えます。すべて要冷蔵または冷凍保存となっており、新鮮な風味を保ちます。
美濃与では、柚子スライス11kg、柚子ジャム2kg・20kg、生柚子ペースト11kg、柚子果汁2kg×6本などの規格で提供しています。これらの果実加工品は、羽二重餅や生菓子のトッピングに最適で、季節の味覚を存分に楽しめます。
着色料と色彩表現
和菓子に美しい彩りを添えるのが着色料です。煉本紅、煉黄色、煉青色、煉挽茶色などの練りタイプと、赤色3号、桜花紅、青色1号、黄色4号などの粉末タイプがあります。
美濃与では、煉本紅150g・600g、液体桃色200g、赤色3号50g・500gなどの規格で提供しています。これらの着色料を使うことで、伝統的な和菓子の色合いを再現でき、視覚的にも美しい和菓子が完成します。
美濃与のオリジナル商品「友」シリーズ
和菓子作りを簡便化するのが、美濃与のオリジナル「友」シリーズです。
蕨菓子の友と葛菓子の友
蕨菓子の友は、わらび餅作りをサポートする製品です。1kg、10kgの規格で提供され、使いやすさと品質を両立しています。葛菓子の友も同様に、葛餅作りを簡便化する製品で、安定した品質を実現します。
蕨菓子の友・葛菓子の友・水まんじゅうの友はミックス粉で、水と砂糖を加えて加熱すれば生地ができます。プロの和菓子職人も、効率的な製造のために活用しています。
水まんじゅうの友
水まんじゅうの友は、透明感のある水まんじゅう作りに最適です。1kg、10kgの規格で提供され、業務用としても家庭用としても使いやすい量です。
これらの製品を使うことで、材料の計量や配合の手間が省け、安定した品質の和菓子を効率的に作ることができます。端午の節句に向けて大量に和菓子を作る際にも便利です。

材料の保存方法と品質管理
和菓子材料の適切な保存は、品質維持に不可欠です。
粉類の保存と湿気対策
上新粉、白玉粉、もち粉などの粉類は、湿気を嫌います。開封後は密閉容器に移し替え、冷暗所で保管します。湿気が入ると粉が固まったり、カビが生えたりする原因になります。特に梅雨時期や夏場は注意が必要です。
業務用の大容量パッケージを使用する場合は、小分けにして保存すると使いやすくなります。密閉容器に乾燥剤を入れておくと、より長期間品質を保つことができます。
葉類の保存と鮮度維持
柏の葉や笹の葉は、乾燥を防ぐために密閉容器に入れ、冷暗所で保管します。特選柏青葉などの生葉は、冷蔵保存が必要です。使用前に水で戻す乾燥柏葉は、常温保存が可能ですが、直射日光は避けてください。
笹の葉は使用前によく洗い、水気を拭き取ってから使います。井草は熱湯でさっと茹でて柔らかく戻しますが、使わない分は冷蔵保存しておくと次回も使えます。
餡類と果実類の保存
晒餡(12kg)の開封後の扱いは、規格書の保存条件に従ってください。果実類の柚子スライス、柚子ジャム、生柚子ペーストなどは、すべて要冷蔵または冷凍保存です。
冷凍保存する場合は、小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れると使いやすくなります。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと、品質が保たれます。
まとめ:端午の節句の和菓子作りを成功させるために
端午の節句の和菓子は、材料選びと保存方法で仕上がりが変わります。
柏餅には上新粉、白玉粉、餡、柏の葉が必要で、ちまきには上新粉、もち粉、砂糖、笹の葉、井草が欠かせません。それぞれの材料には特性があり、品質の高いものを選ぶことで、美味しく美しい和菓子が完成します。美濃与では、和菓子原料を業務用の規格で提供しています。
また、オリジナルの「友」シリーズを使えば、材料の計量や配合の手間を減らせます。材料の適切な保存方法を守り、新鮮な状態で使用することが、美味しい和菓子作りの秘訣です。
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